坂本クリニックグループ 睡眠時無呼吸症候群外来では、以下のような流れで睡眠時無呼吸症候群の診療を行っています。
一度受診をして頂いたうえで、いびき・睡眠時無呼吸症候群に関する相談の旨をお伝えください。測定器は貸し出しになりますので、他の患者さんが使用中の場合は検査を少しお待ち頂く場合があります。
呼吸測定器(終夜睡眠ポリグラフィー)に関する使用法をクリニック内でご説明致しますので、測定器をお持ち帰り頂き、ご自宅で呼吸測定器を装着してお休みください。
翌日測定器を再度当クリニックグループにお持ち頂き、コンピューターによる解析を行い、後日結果を説明いたします。これにより、無呼吸の回数・無呼吸指数などがわかります。
検査により、睡眠時無呼吸症候群であると診断された場合は、治療法をこちらからご提案いたします。CPAPによる治療が適していると判断した場合は、呼吸装置(シーパップ)を貸し出します。患者さん毎にサイズなど微調整を行ったあと、装置を貸し出しますので、これからはご自宅で毎日装着して睡眠を摂って頂きます。
CPAP(シーパップ)を装着して眠ると、昼間の眠気も無くなり、日常生活の活動力も高まります。また、心臓疾患のリスクを軽減することもでき、高血圧の改善も期待できます。ただし、装置を装着して眠らないと、再度睡眠時無呼吸に戻りますので、毎晩装着して頂くことが必要です。また、この治療は保険が適用できますが、そのために毎月一度の受診が必要になります。
CPAP(シーパップ)を付けた後から、起きた時の爽快感に驚かれる方が沢山いらっしゃいます。この快適な生活をより長く続けて頂くために、そして最終的には装置が無くとも快適な生活を維持できるために、いびき症状・睡眠時無呼吸症候群を根本から改善する取り組みを行っていきます。
費用について
【検査料金】
ファイバースコープ検査・診断
約8,000円~9,000円(3割負担、初診の方)
ポリソムノグラフィ検査・診断料
約8,000円~9,000円(3割負担、初診の方)
【CPAP治療を行われる場合】
ひと月あたり約5,000円程度
(3割負担の方のCPAP治療機器レンタル使用料分)