CPAPによる治療のメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
- 装着したその日から睡眠時無呼吸症候群が改善できる。
- 熟睡感を得られ、生活習慣病を予防できる。
- 副作用がほとんどない。
- 持ち運びができるので、出張時や旅行時にも携帯の上使用できる。
- 治療に保険が適用される。
【デメリット】
- 慣れるまでは見た目が良くない。
- 止めてしまうと、また睡眠時無呼吸症候群が発生する。
- まれにノドが渇く場合がある。(特に冬場)
- 体調により、圧力を変える必要がある。
坂本クリニックグループでは、「睡眠時無呼吸症候群の原因をしっかりと診断した上でそれらを治療し、その上でCPAP治療を行う」スタイルでいびき・睡眠時無呼吸症候群の治療を行なっています。
そのようにすることによって、CPAP治療の効果を最大限に発揮し、日中の生活をより豊かなものにして頂けると考えているからです。
また、デメリットの一つでもある、「体調により、圧力を変える必要がある」という点を克服するために、当クリニックグループのCPAP機器は全て「自動加圧方式」を採用しています。これは、患者様の日々の状態に応じて、気道に送り込む空気の圧力の大きさを自動的に機械が調節してくれるものです。
現在、睡眠時無呼吸症候群を根本から治療する手段が存在しないため、CPAP治療といえども完璧な治療ではありませんが、CPAPを用いることにより、安全に、より高い質の眠りが得られ、様々な病気や事故リスクを予防することができます。
人間は、人生の3分の1は眠っています。その眠りの時間を、どうかすこやかに過ごして頂けることが、私共の心からの願いです。