この度は、坂本クリニックグループ 睡眠時無呼吸症候群外来のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。
いびき・睡眠時無呼吸症候群はすぐに死に直結するような病気ではありませんが、中長期的には重篤な病気の原因になりますし、患者様のQOL(生活の質)を下げ、またいびきによる騒音からご家族の方にもつらい思いをさせてしまう、厄介な病気です。
元来、一人の耳鼻咽喉科医であった私が、毎日多くの患者様の診療にあたっているうちに、実に多くの方がいびきに悩まされていることに気づきました。鼻やノドに疾患のある方はいびきをかかれている場合が相対的に多いのです。
目の前の疾患の改善だけでなく、そのようないびき、そしてその背後に潜む睡眠時無呼吸症候群を中長期的に改善できればと思い、他のドクター陣の協力を得て、坂本クリニックグループ内に、睡眠時無呼吸症候群外来を設立いたしました。
しっかりと原因を把握し、CPAPによる治療やマウスピース、手術など適した治療を行なえば、睡眠時無呼吸症候群とは上手く付き合っていくことが可能です。
ただし、睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病の側面を持つ場合も多いことから、患者様にもそれなりに決意をして、治療に臨んでいただくことが必要です。そのようにすることによって最大限の治療効果を得られるからです。
患者様の毎日の生活がより輝いたものになるよう、私たちがそのお手伝いをさせて頂きます。
理事長略歴
- 平成4年
- 大阪市立大学医学部大学院卒業
- 平成4年
- 医学博士号取得
日本耳鼻咽喉科学会専門医取得 - 平成4年~平成6年
- 大阪市立桃山市民病院勤務
大阪市立総合医療センター勤務 - 平成6年~現在
- 医療法人坂本会 理事長・院長
- 公 職
- 大阪市立大学医学部耳鼻咽喉科講師(非常勤)
(社)日本耳鼻咽喉科学会 代議員
(社)大阪府耳鼻咽喉科医会 相談役
大阪市立大学 医学部耳鼻咽喉科同門会会長 - 資 格
- 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医
日本めまい平衡医学会 めまい相談医 - 所属学会
- (社)日本耳鼻咽喉科学会
耳鼻咽喉科臨床学会
日本聴覚医学会
日本めまい平衡医学会
日本耳科学会
日本鼻科学会
日本小児耳鼻咽喉科学会
坂本 平守
昭和34年8月9日生まれ
診療方針
坂本クリニックグループでは「全ての患者様に平等で最良の治療を提供する」を診療理念として診療を行なっております。当クリニックグループの睡眠時無呼吸症候群外来には、近隣の患者様はもちろん、大阪府、あるいはそれに隣接する他府県からも患者様がお越しになられます。
私たち耳鼻咽喉科の治療は保険制度で一定部分がカバーされているものの、やはり診療費は決して安いものではありません。必要な検査はもちろんしっかりと行いますが、無駄な検査や治療は一切行ないません。それよりも「患者様にとって何が最適か」を常に考え、「長引かせる治療ではなく、治す治療」に当クリニックグループ全員が取り組んでいます。
坂本クリニックグループには日々、初めて通院される患者様も多くいらっしゃいますが、他の医療機関様からの紹介状をお持ちの患者様も1日に1人はお越しになられます。医療機関、そして過去に通院された患者様からの紹介も含めると、当クリニックグループに新たにお越しになる患者様の2人に1人はご紹介の患者様です。これからも、皆様のご期待に沿えるクリニックであるよう、研鑽を続けてまります。
医療機器を導入するにあたり、坂本クリニックグループで重視しているのは、患者様になるべくその日の内に早く検査結果をお伝えできる為の「迅速性」、より最新の機器を導入することによる「正確性」、少しでも患者様が検査内容を理解しやすくなるための「明瞭性」を重視しています。その場で血液検査の結果が判定できるCRP測定装置、喉頭がん等の診断精度を格段に向上させるNBIシステムなど、医療機器の充実に力を入れています。
睡眠時無呼吸症候群は症状に応じて、CPAPの使用状況の定期受診などで定期的に通院していただく可能性があります。坂本クリニックグループは、遠方の患者様でも通院していただけるよう、JR・地下鉄の天王寺駅から5分の場所に本院を、駅直結のハルカスの22階にもクリニックを置いています。また、副鼻腔炎の方は働き盛りの男性・女性も多いことから、土曜日も診療を行うことで、平日では通院が困難になってしまう方にも対応しています。