坂本クリニックグループでは、以下のように、睡眠無呼吸症候群の検査・診断を下記の内容で進めます。
CT・ファイバースコープ
いびき・睡眠時無呼吸症候群の診断には鼻の病気の確認が欠かせません。
鼻の疾患がないかどうかを、CT・電子ファイバースコープを患者様の状態に応じて用います。耳鼻咽喉科のクリニックでCTを配備しているところは極めて少ないですが、これにより立体的に患者さんの体の状態を把握できるため、一般的なレントゲンよりも正確な診断が可能になります。
簡易睡眠ポリグラフィ検査
SAS(睡眠時無呼吸症候群)の診断および症状の度合いを測るための装置です。睡眠時無呼吸症候群の重症度を測る上で、この装置の役割は非常に重要であるといえます。
睡眠中に装着していただき、時間当たりに10秒以上の無呼吸・低呼吸が何度あるかを睡眠中に測定します。
無呼吸・低呼吸が1時間に何回起こるかを表したものをAHI(無呼吸・低呼吸指数)といいます。
基本的にはこの中で、中等度以上が治療の必要があるということになります。
検査は専用の機器をご自宅にお持ち帰り頂いた上での測定となります。
ご来院いただき、スタッフより使用方法をご説明させて頂いた上で検査の機器をお持ち帰り頂き、ご自宅で検査を行って頂いた上で、後日持参をして頂きます。その後、そのデータを基にAHIの診断・分析を行います。