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扁桃炎

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のどの部分にある扁桃腺が腫れて、発熱やのどの痛みを生じる炎症です。

扁桃炎とは

扁桃に細菌やウイルスが感染し、炎症が起こるものです。健康な時は菌があっても、抵抗力があるので感染しませんが、風邪をひいたり、過労などで抵抗力が落ちると、免疫の力が低下し、炎症をおこします。原因となる菌は溶連菌(ようれんきん)、黄色ブドウ球菌、肺炎菌などで、39~40℃の高熱、悪寒、食べ物を飲み込むと痛い、扁桃の発赤と腫れなどがあらわれます。また、炎症が広がると扁桃周囲炎を起こしたり、繰り返すと慢性扁桃をおこします。

こんな症状の方は要注意!

  • のどが痛く、扁桃腺が腫れている
  • 発熱を伴い体がだるい
  • のどの痛みで食べ物を飲み込みづらい

この病気の原因は

扁桃腺はのどにあるリンパ腺組織で、細菌などを体内に入れないようブロックする働きがあると言われています。(ただしその役割は明確には未だ証明されてはいません。)扁桃腺が細菌やウイルスによって感染すると、のどの痛みや発熱を生じます。急性扁桃炎の場合、約1週間~10日ほど快方に向かいますが、症状を放置していると、炎症を繰り返す慢性扁桃炎に移行する場合もあります。

このように治療していきます

鼻やのどの吸入を行い症状をしずめ、抗生物質を処方して沈静化を図ります。扁桃炎が慢性化している方には血液検査を行い、手術の適応性についての説明を行ないます。院長の私自身、ドクターになってから扁桃を摘出をしているので患者様のつらい思いがとてもよくわかります。
手術を受けられる場合はしかるべき病院に紹介を行ないます。手術への適応性が無い場合は対処療法として、院内での処置とお薬の処方を行ないます。

こちらの記事の監修医師


医療法人坂本会 理事長・院長 坂本 平守

平成4年大阪市立大学医学部大学院卒業、医学博士号取得。
平成6年耳鼻咽喉科坂本クリニック開院を経て現職に至る。

日本耳鼻咽喉科学会専門医。めまい相談医。

各患者様の症状を判断し、111万人以上を診察してきた経験をもとに、患者様にとって最良と思われる治療を、迅速にご提案することを心がけています。