ごあいさつ
昨今の医療技術は日進月歩であり、医療はさらなる専門化・細分化が進んでおります。 その中で、我々が患者様の為に出来ることは何でしょうか? 当院では、全ての患者様の耳鼻咽喉科に関する全ての症状の最初の窓口として、 以下の方針の下に診療を行っております。
-
- 詳細な診察に基づいた診断
当院は各患者様の症状を判断し、我々の所で治療が可能であるのか、もしくはしかるべき専門性を備えた病院に紹介することが良いのか、患者様にとって適切と思われる方法を、迅速にご提案することを心がけています。そのため、全ての患者様を当院だけで引き延ばして診療を続けることは致しません。
クリニックに従事するドクターにとって最も必要な事は詳細な診察に基づく診断力と考え、時代と共に表れる多くの新しい症状にも対応できるよう、クリニックを挙げて研鑽を重ねております。また、疾患に対しての診断、原因、治療方法をしっかりと説明した上で、診断だけではなく、今後の治療の方針をしっかりと明示することを心がけております。
極力専門用語を使わず、やさしくわかりやすい診察を行なうことも同時に心がけています。
-
- 大学病院や総合病院との協力体制
診断後に病院などで治療を行なう方が良いと判断した場合は、各症状、そして患者さんのライフスタイル等を、総合的に考慮した上で患者様の治療を第一に考えた医療施設へのご紹介を行なっています。
患者様のより早い回復を願って、大阪公立大学医学部附属病院をはじめ、科を問わず様々な医療機関との協力体制を構築しています。
-
- 患者様にとって心地よい接遇の充実
坂本クリニックでは、患者様がより気持ちよくご納得して診察を受けて頂けるよう、ドクター、スタッフの接遇レベルの向上に取り組んでおります。毎朝の朝礼と月に1回の定例ミーティングを開催し、日頃の対応で気付いた点を話し合い、スタッフからの改善の為の提案も出してもらっています。
当院はスタッフが常時9~10名勤務しており、他の耳鼻咽喉科に比べ、やや多めの配置となっています。これはスタッフを多くすることにより、ゆとりを持って勤務してもらい、一人一人の患者さんに少しでも丁寧な対応ができるよう心がけているからです。
一般企業では、経費削減のためにスタッフを減らすという話をよく聞きますが、その考えは医療においては該当しないと考えます。なぜなら我々は物を販売しているわけではなく、患者様の身体を預かっているからです。
-
- 患者様が来院しやすい体制の構築
通常、耳鼻咽喉科において患者様がしばしば不満に思われることは、「待ち時間の長さ」についてです。坂本クリニックでは待ち時間は極力短縮するべく、基本的にドクター2名での診療を行い、なるべく患者様にお待ちいただかなくともよい体制を構築しております。
また、お忙しい方でもお越しになれるよう、受付時間を長く設定し、土曜日も診療を行っております。
-
- 町の診療所と総合病院に中間に位置する診療体制の構築
当院では、1次診療と呼ばれる「町の診療所」と、2次診療の「大学病院・総合病院」の中間に位置するレベルの医療提供を可能にすべく、耳鼻咽喉科医院では少ないチーム診療への移行を進めて参りました。人材育成を特に重視し、医療設備も新しい機器を拡充させ、チームとしての医療を実践しています。
-
坂本 平守
昭和34年8月9日生まれ
-
-
平成4年大阪市立大学医学部大学院卒業
-
平成4年医学博士号取得
日本耳鼻咽喉科学会専門医取得 -
平成4年
~平成6年大阪市立桃山市民病院勤務
大阪市立総合医療センター勤務 -
平成6年
~現在医療法人坂本会 理事長・院長
[公職]大阪公立大学医学部耳鼻咽喉科講師(非常勤)
㈳日本耳鼻咽喉科学会 代議員
㈳大阪府耳鼻咽喉科医会 相談役
大阪公立大学 医学部耳鼻咽喉科 同門会会長
[資格]日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医
日本めまい平衡医学会 めまい相談医
-