もっとも一般的に知られている症状は、
- くしゃみ
- サラサラとした鼻水
- 鼻づまり(鼻閉感)
の3つが「3大症状」とされています。
その他にも
- 眼に不快感(かゆみ、眼がちかちかするetc)を感じる
- のどに違和感(かゆみ、詰まった感じ、乾き、腫れetc)を感じる
- 頭痛がある
- 咳が続く
などといった症状がアレルギー性鼻炎の方に起こりえるのです。
季節によって症状が出るか否かもアレルギー性鼻炎の判断材料の1つです。特に2月~4月の時期に上記のような症状がひどく出る場合には、スギ花粉またはヒノキ花粉が原因(近畿圏ではヒノキ花粉も大きな花粉症原因となります。)でアレルギー反応が起きている季節性アレルギー性鼻炎、つまり花粉症という可能性が高くなります。
年間を通じてくしゃみ・鼻水・鼻づまり、のいずれかが出ている場合は通年性のアレルギー性鼻炎である可能性が高いと言ってよいでしょう。ただ、季節性か通年性かの判断は、両方のアレルギーをお持ちの方も相当数おられるため、普通の方にとっては判断に困る場合もあります。
症状が気になる方は、一度血液検査などで原因を調べておかれると良いでしょう。
また、季節性・通年性を問わず、今まではアレルギー反応が無かったのにある時から突然アレルギー症状を発症する場合もあります。スギ花粉などはその典型例で、毎年新たに発症する方が数多くいらっしゃるため、日本全国でみるとスギ花粉症で悩まれる方は年々増え続けているのです。